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今とノスタルジー

2026.01.19

FUJIFILM XQ2

FUJIFILM XQ2を衝動買いしてしまった。 小さくて軽いコンデジで、なおかつ色もしっかりFUJIのものが出せるとのことで気付いたら手元に。それも2台。なんで?
最初に買った個体を触っていたらどうにも挙動に違和感があったので「不良品なんだろうか?」と思い、そっちは返品するつもりでもう1台購入。ところがそっちも全く同じ挙動。
結局「そういう仕様か」と飲み込んで返品をとりやめ→同じカメラが2台並ぶことに…

まあ厳密に言うと仕様というよりは経年による電子接点の劣化とかなのかもしれないけど。ちなみにコントロールリングの反応が鈍いとかそんな感じのやつです。
あまり身の回りでコンデジを使っている人を見かけないけど、数年前から定期的に「コンデジブーム」という言葉を耳にする。能動的に撮影機材を調べている人だったら一度は聞いたことあるんじゃないかな、「コンデジブーム」

不思議なもので、センサーサイズだけで見ればひと昔前のコンデジより現代のスマホの方が大きい。なのに、やっぱりその瞬間の空気感や立体感みたいなところでいくと、スマホよりコンデジの方がしっかりそれを捉えているようにも見える
色作りや画角、あるいは自然な処理。そういったものが複雑に絡み合った結果そうなってそう

ただそんなコンデジの良さもありつつ、前にもチラッと書いたけどスマホの写真や動画もそれはそれで素晴らしいと思う
持ち運びやすさ、フランクに撮れる機動性に対して、アウトプットされる質の高さは認めざるを得ない。ひと昔前日本でのスタンダードなカメラが”写ルンです”で、それが日常のふとした瞬間の記憶を支えていたのだとしたら今のそのポジションは確実にiPhoneなんだろうな

色味が良いとか、アナログな味とかノスタルジー、フィルム感。 一昔前のものに思いを馳せる理由は様々だろうけど、そこには「その当時の今」が映っているからこそ儚くて尊いものに思えるところも大きいんじゃ無いかと個人的には思う
そういう意味では、今から20年、30年後に見るスマホの写真だって同じくらいの威力を発揮するんじゃないだろうか?その頃の画作りはフィルムからデジタルに変わった時ほどの劇的な変化は無いかもしれないけどね

でも、今の何気ない瞬間を切り取ったスマホの写真には、画質云々ではなく「今しか見られないもの、いつか存在しなくなるもの」がしっかり収まっているはず
だから、カメラマンが良い機材でしっかり撮影したものも素晴らしいけど、そうじゃない人たちが日常の中でふと切り取られたスマホの写真や動画も同じくらい素晴らしい。 そんなことを考える今日この頃でした。
だから結局でかいカメラでもコンデジでもスマホでも、撮影機材は何でも良いんだ。「何が写ってるか」それが全てなんだな。とか書いておいて、この記事自体はコンデジを買ったっていう記事なんだった。何でも良いと何でも良くないの狭間を今日も僕は歩いて行きます。

あとは自分がミニマリストになれるのも果てしなく遠い未来なんだろうなとも感じている。ちくしょう。